毎日の水筒の手入れを食洗機で済ましたいと思いませんか?
しかし、ステンレスの水筒は、食洗機で洗えないものが多いです。
今回の記事では、ステンレスの水筒が食洗機不可である理由や、お手入れをする方法、万が一食洗機で洗ってしまったときの注意点を紹介しているので、参考にしてみてください。
ステンレスの水筒を食洗機で洗うことができるのか
ステンレスの水筒のほとんどは、食洗機で洗ってはいけないと取扱説明書に書いてあります。
ステンレス製は保冷・保温に適した素材で、ガラス製よりも壊れにくいことから多くの水筒に適用されています。
そういったステンレスの水筒は、食洗機対応と明記されている例外を除いては、食洗機や食器乾燥機の使用は避けるように注意書きされています。
ご自身の使用している水筒が食洗機に対応しているかどうか、インターネットや取扱説明書から確認をしてみましょう。
ステンレスの水筒が食洗機不可である理由
水筒が食洗機では扱えないことを理解してもらえたと思います。
では、なぜ食洗機で洗ってはいけないのか?
その理由を紹介していきます。
ステンレスの水筒を食洗機で洗ってはいけない大きな要因は熱です。
食洗機の水の温度は60~80度です。
その温度は水筒の素材を歪めてしまう可能性があります。
また、水筒本体のステンレスは熱に強いという可能性があります。
しかし、付属品が熱に弱い可能性があります。
そのことからステンレスの水筒を食洗機で洗うことは不可とされています。
さらに、水筒に塗装がされているとき、熱で溶けてしまう可能性があるので、食洗機で洗わない方がよいでしょう。
パッキンなど一部の水筒の部品は、食洗機の使用が認められている場合があります。
そのときは、取扱説明書などの製造社からの指示に従って使いましょう。
このときの注意点としては、パッキンなどの小さな部品は食洗機の中で見つけにくくなるかもしれないので、わかりやすい場所に置くか、きちんと回収できたか確認することが大事になります。
ステンレスの水筒を綺麗にする方法
食洗機を使わずに毎日行える基本的な洗い方を紹介していきます。
まず、水筒を本体や蓋、パッキンなどに分解していきます。
次にそれぞれのパーツを水ですすいでいきます。
このとき、中に入っていた飲料が残らないように注意しましょう。
そして、ここからは本体と蓋やパッキンなどのパーツを分けて洗っていきます。
水筒の本体は、柄のついた長さのあるスポンジと中性洗剤を使用して、底や側面を洗います。
蓋やパッキンなどのパーツは、通常の食器洗いスポンジと洗剤で洗っていきます。
歯ブラシや爪楊枝を用いると、蓋やパッキンについている細かい汚れを取ることができます。
爪楊枝を使うときは、傷をつけないように注意しましょう。
最後に全てのパーツを水で洗い流します。
洗い流した後は、布巾で水気をとり乾かします。
水筒の本体は底に水がたまらないように逆さにするとよいでしょう。
ステンレスの水筒を食洗機で洗ってしまったら
万が一、食洗機に対応していない水筒を食洗機で洗ってしまった場合の注意点を紹介していきます。
食洗機で洗ってしまった場合には、2つのことを確認してみてください。
1つ目は漏れがないかどうかです。
食洗機によって、水筒の部品が変形したり、溶けたりすることがあります。
そのことによって、水筒から水やお茶が漏れてしまう可能性があるので、水筒を下に向けて漏れないかどうかを確認してみてください。
2つ目は保冷・保温機能が衰えていないかどうかです。
食洗機の熱によって、水筒の塗装が剥がれている場合があります。
その場合、水筒の保冷・保温機能が衰え、すぐにぬるくなってしまうということがあります。
水筒を実際に使ってみて、ぬるくなるのが早くなったと感じれば、水筒の買い替え時かもしれません。
また、保冷・保温機能が衰えていたり、塗装が剥がれていたりすることで、熱い飲み物を入れると火傷をする可能性があるので、気をつけてください。
水筒を食洗機で洗いたいときは
どうしても水筒を食洗機で洗いたいという場合は、食洗機対応の水筒を購入しましょう。
近年のマイボトルブームや技術の進歩により、食洗機対応の水筒は増えています。
毎日のお手入れは時間がかかり、面倒ですよね。
この際、食洗機対応の水筒に買い替えることを検討してみてはいかがですか?
また、近年では水筒を洗うのに適した食洗機が販売されています。
水筒だけでなく、食洗機を買い替えることで、お掃除がより楽になります。
ステンレスの水筒を清潔に保とう
ステンレスの水筒が食洗機使用を勧められていない理由や、基本的なお手入れ、食洗機で洗ってしまった場合の注意点など理解していただけましたか?
水筒は職場や学校、お出かけなど毎日に使用すると便利なものです。
お掃除が面倒ではありますが、日々の努力で清潔なものを維持することができます。
ぜひ、綺麗な水筒を持ち運べるように意識してみてください。