パートナーが家事をしてくれなくて、自分だけが負担を強いられていると頭を過るのが「離婚」の2文字ですよね。
お互いを支え合っていこうと約束して夫婦になったのに、負担が片方にだけ偏るだなんて不公平だと感じてしまいますね。
実は、共働きの夫婦は離婚しやすいといわれているんです。
ここでは、共働きの夫婦が離婚しやすい理由と、離婚理由についてなどを紹介します!
共働き夫婦が離婚しやすいのはなぜ?
共働きの夫婦は離婚しやすいとよく言われていますが、それはなぜなのか紹介します。
男女ともに経済的に安定しているから
離婚を躊躇する理由は、離婚後の金銭面の不安です。
しかし、共働きだとお互いに経済力があるので、離婚しても金銭面で困窮することはないので離婚がしやすいのです。
子供がいない
子供がいる家庭で離婚を考えても、子供のために踏み切れないことが多いです。
子供の将来ことを考えたり、親権、養育費などなどの問題が出てきます。
しかし、子供のいない共働き夫婦は、そのことを考える必要がないので離婚を躊躇することはありません。
共働き夫婦の離婚原因は「家事分担」にある
共働き夫婦が離婚を考える理由は「家事分担」にあります。
共働きにも関わらず、片方だけに家事の負担がかかってしまうとものすごいストレスになってしまいます。
いまだに、家事は女性がするものといった凝り固まった昭和の考えが染みついている男性は多いです。
そのため、家事分担が女性に偏りがちです。
そして、「俺は仕事をしているから」を決め台詞のように連呼されてしまうと、「私も仕事しているけど!?」と怒りを感じてしまいます。
逆もしかりです。
片方が仕事終わりにゆったりくつろいでいるのに、片方が家事に追われているなんて夫婦として破綻していると指摘されても仕方がないありさまです。
これらの、ストレスがつもり重なって離婚に繋がってしまいます。
夫婦円満するなら家事分担をしっかりする
まだ、パートナーとこの先一緒に歩んでいきたい、頑張っていきたいという気持がある場合の対応策を紹介します。
家事の分担をしっかりと決める
離婚原因の大きな一つである家事分担についてきちんと話合いましょう。
パート―ナーが家事をしないのは、「家事」というのをよく理解していない可能性があります。
一人暮らしをしたことがない人だと、親にやってもらっていたせいで具体的な家事について知らなっかたりします。
まずは、家事を可視化することで家事について理解してもらいましょう。
紙に家事の内容を書き出して見せてみたり、家事アプリを使って説明してみるのがおすすめです。
大まかな料理・洗濯・掃除といった書き方ではなく、1日3回の献立、洗濯・干す・取り込む・畳むなど細かくして、「名もなき家事」についても可視化しておくと効果的です。
とくに、男性の場合は口頭説明よりも可視化された方が理解がしやすいです。
この時、感情的になると相手も感情的になって喧嘩に発展してしまう恐れがあるので、深呼吸をして落ち着きながら話していきましょう。
パートナーへの感謝を忘れない
家事を分担するようになったら、相手に感謝を忘れないで言葉で伝えるようにしましょう。
「家事はやるのが当たり前」だという態度、気持ちは必ず透けて見えます。
やってもらって当たり前だと思わず、「~やってくれてありがとう」という言葉を忘れずに伝えることで相手も気持ちよく家事ができますし、もっと頑張ろうという意欲に繋がります。
また、感謝の言葉を伝えていると、自然と相手からも感謝の言葉が出てくるようになります。
お互いに支え合っているという事実は、夫婦間の絆を深めてくれます。
完璧を求めない
家事分担を始めても、すぐに家事が完璧にできるわけではありませんし、時には失敗をしてしまうこともあります。
その時に、パートナーを必要以上に責めてしまうのは絶対にダメです。
パートナーも人間ですので、そういったことが必ずあります。
パートナーが完璧に家事ができなくても、失敗をしてしまっても「次がんばればいい」「次は失敗を生かしてやろう」といった風に、緩くとらえましょう。
完璧にやろうとすると、パートナーも自分も疲れてしまいます。
適度に息抜きをしながら家事をしていきましょう。
折り合いがつかない場合の離婚の切り出し方
話し合いを重ねても価値観が根本的に違うと一緒に暮らすことは難しいですよね。
離婚を決意したならば、相手にハッキリと離婚を考えていることを伝えましょう。
家事を軽んじている相手である場合は「なにを馬鹿なことを」など言われてしまうことがあるでしょうが、離婚の意思が固いことをしっかりと示しましょう。
弱気になってしまうと相手に言いくるめられてしまう可能性があります。
相手が離婚をしたくない意思を示した場合は離婚調停を設けると第3者を介しての話し合いができるので、離婚しやすくなります。
また、離婚を決めた際は1度弁護士に相談しておくと、物事を有利に進めやすくなります。
無料相談もあるので活用してみましょう。
まとめ
- 共働き夫婦が離婚しやすいというのは離婚後も金銭面で不安がない、子供がいないなどの理由があります!
- 家事が片方に偏るのは離婚原因となってしまうことが多いです!
- パートナーと家事分担する場合は家事をわかりやすく説明する、感謝を忘れない、完璧を求めないようにするとうまくいきます!
以上が、共働きの夫婦が離婚しやすい理由と、離婚理由などでした!
離婚というのは本当に最後の手段なので、できればしたくないですよね。
結婚を決めるほどの相手なので、きちんと話し合いをしてお互いに支え合っていきたいですよね。
あなたとパートナーが支え合っていけるようにこの記事が参考になれば幸いです!