イヤイヤ期は子供の自我が強くなる時期で、癇癪や夜泣きが激しくなることがあります。
しかし、夜中の突然の癇癪やなかなか落ち着かない夜泣きの対応はパパママは多変ですよね。
子供も辛そうに見えるし、どうしたらいいのか悩みどころです。
ここでは、イヤイヤ期の癇癪・夜泣きの原因と対策法4つなどを紹介します!
イヤイヤ期の癇癪・夜泣きの原因
2歳になる頃になるイヤイヤ期はほぼすべての子供が通る道で、自我が強くなったりなど心身に大きい変化が起きてくる時期です。
この時期の子供はパパママからしたらよくわからないことで怒ったり泣いたりするので、対応がとても大変なときです。
そんな、イヤイヤ期の子供の癇癪・夜泣きの原因を紹介します。
環境が変わった
子供によっては環境の変化にとても敏感で、それが原因となって癇癪、夜泣きをしてしまうことがあります。
保育園に入園したり、引っ越しをしたり、弟妹が生まれたなど、これまでの生活からがらりと変わってしまうと子供は戸惑いを感じて癇癪・夜泣きが起きてしまいます。
日中にあった嫌なことを思い出してしまう
日中に怖いことがあった、怒られてしまった、友達と喧嘩をしてしまったなど、嫌な経験が原因となることがあります。
大人も日中仕事で失敗したことを思い出したり、友達と喧嘩してしまったということを思い出したりすると気分が落ち込んでしまうことがあります。
大人であればうまく処理する術を身に着けていますが、子供はまだそれができません。
なので、嫌な記憶を思い出して癇癪・夜泣きをしてしまうことがあります。
激しすぎる泣き方は「夜驚症」
あまりにも激しい癇癪・夜泣きは「夜驚症」の可能性があります。
夜驚症とは睡眠時随伴症の一種で、幼児期に発症する睡眠障害です。
主な症状は何かに恐怖した様子で飛び起きて叫んだり大泣きしたりするというものです。
この時、完全には起きていないのでパパママが側にいても気づいてくれなかったり、暴れて走り出したりなどもします。
夜驚症の疑いがある場合は小児科で相談してみましょう。
イヤイヤ期の癇癪・夜泣きの対策4つ
イヤイヤ期の癇癪・夜泣きは子供もパパママも眠れなくてつらいですよね。
イヤイヤ期の癇癪・夜泣きの対策法4つを紹介します。
生活リズムを整える
朝起きるのが遅かったり、お昼寝のし過ぎなどで生活リズムが乱れていると、睡眠がうまく取れなくなってしまうことがあります。
生活リズムを見直して、お昼寝の時間を調整したり、睡眠時間を意識して様子を見ましょう。
ご飯の時間やおやつの時間なども乱れないように見直してみましょう。
子供とのスキンシップを増やす
イヤイヤ期は心が成長する時期で、子供は漠然とした不安を覚えているけれど言葉にうまくできないことが多いです。
その不安を和らげてあげるために日中や寝る前、夜泣きをしてしまったときなどには子供とのスキンシップを図るようにしましょう。
たとえば、膝の上に乗せて絵本を読んであげたり、子供と触れ合うような手遊びをしたり、泣いてしまったら抱っこして背中をポンポンしてあげたりなどがおすすめです。
パパママとゆったりとしたスキンシップを図ることで落ち着いて眠ってくれることがあります。
一旦起こして様子を見る
半覚醒状態で泣いている場合は抱き起してしまったりすると、覚醒してしまいさらに泣いてしまうことがあります。
寝転がったままぐずぐず泣いているようであれば、傍で様子を見ていると落ち着いて再度眠ることがあります。
起きて泣いてしまったことに慌てないように心がけましょう。
寝る環境を整える
眠りが浅くなった時にリビングの明かりや音が子供の部屋に漏れてくると、その刺激で起きてしまうことがあります。
子供の部屋にリビングや隣室などの明かりが漏れないように眠る時だけ、扉の窓に布をつけたり、テレビなどの音はなるべく下げてあげたりなどしてあげましょう。
寝る環境を整えてあげることで、癇癪・夜泣きがおさまることがあります。
癇癪・夜泣きが激しくてもやってはいけないこと
子供の癇癪の声や泣き声は耳に痛くて、なかなかおさまらない、寝ないなどが重なるとイライラして怒鳴ってしまうことがあります。
しかし、これは癇癪・夜泣きに対しては逆効果です。
怒鳴りつけても、叱り付けても当然子供は寝ませんし、子供との信頼関係に傷をつけてしまう可能性があります。
子供自身も自分の感情を整理できないので、泣くのは仕方ない事なのです。
イライラが抑えられない、怒鳴ってしまいそうになるといったことがあれば一度子供から離れてみましょう。
別室に移動して飲み物を飲むだけでも気分転換になりますので、感情が爆発する前に落ち着くようにしましょう。
まとめ
- イヤイヤ期の癇癪・夜泣きは子供の心身の成長が影響していることが多く、環境や病気でおこることがあります!
- イヤイヤ期の癇癪・夜泣きの対策は生活リズムの見直しや、子供の不安を取り除くようにスキンシップを増やしたりなどしましょう!
- イヤイヤ期の癇癪・夜泣きが激しくても怒鳴ってしまわないように、辛いときは別室で落ち着くように気をつけましょう!
以上が、イヤイヤ期の癇癪・夜泣きの原因と対策法4つなどでした!
子供の癇癪や夜泣きで夜に起こされてしまうとパパママはとても大変ですよね。
毎日になると疲れてしまうのでパパママで交代しながら対応すると少し楽になりますよ。
もし、パパママどちらかが忙しい場合は、身内の方に子供を見てもらって、その間にお昼寝して体力が尽きないようにしましょう!
あなたとお子さんの癇癪・夜泣きを乗り越えられるようにこの記事が参考になれば幸いです!