赤ちゃんが生後1か月近くになるとお宮参りを考えますよね。
でも、初めてのお宮参りだとなにを準備したらいいのかわからなくて困ってしまいますよね。
ここでは、なにを準備したらいいのか、あると便利なものなどを紹介します!
お宮参りとは?
お宮参りとは赤ちゃんが誕生したことを産まれた土地の氏神様に報告して、今後の健やかな成長をお祈りする儀式です。
ちなみに、初宮参り(はつみやまいり)、初宮詣(はつみやもうで)と呼ぶこともあります。
一般的には生後1か月ごろを目安に行う儀式ですが、地域によって変わったりママや赤ちゃんの体調次第で1か月を過ぎてから行うこともあります。
また、百日祝いであるお食い初めと一緒に行うお家もあります。
必ず、この時期にしなければならないという決まりはないので、臨機応変に行いましょう。
お宮参りの内容はお家によって変わることがありますが、基本的には参拝、ご祈祷、撮影会、お食事会といった流れで行うことが多いです。
お宮参りに必要なもの
お宮参りは準備するものが多いので、メモ用紙などにチェックリストを作ると安心ですよ。
赤ちゃんのお世話グッズ
生後間もない赤ちゃんとの外出には赤ちゃんのお世話グッズが必須です。
おむつ・お尻拭き・使用済みおむつポーチ
赤ちゃんは1日に何回もおしっこやうんちをしますので、替えのおむつとお尻拭き、使用済みのおむつを入れる消臭ポーチは必須です。
ミルクセット
粉ミルクを上げている場合は調乳セットを持参していきましょう。
魔法瓶に粉ミルクを溶かすためのお湯を入れておくと外出先でも調乳可能です。
粉ミルクは1回分ずつ小分けにして持っていけるグッズがある他、キューブ型になっていて量を図る必要がない便利なものがあります。
母乳を上げる場合は授乳ケープを持っていくと授乳室がない場合でも安心して赤ちゃんに母乳をあげることができます。
着替え
赤ちゃんはミルクを飲んだ後に吐き戻しをしてしまったり、おむつから排泄物が漏れてしまったりなどが起きやすいです。
また、汗をかいたまま放置をしてしまうと、汗疹になってしまったり風邪を引いてしまったりする可能性がります。
なので、着替えを最低2着用意しておくと安心です。
タオル・ガーゼ
タオルやガーゼは汗を拭いてあげたり、ミルクの吐き戻しやよだれを拭く際に使うので1枚以上持っていきましょう。
抱っこ紐
神社の移動や参拝中やご祈祷中など意外とお宮参りは移動が多く、時間もかかる場合があるので抱っこ紐があるとパパママの体の負担が軽くなります。
赤ちゃんも安定するので持っていくのをおすすめします。
初穂料
初穂料(はつほりょう)とは、神社でご祈祷をお願いする場合に納めるものになります。
金額は5千円から1万が相場ですが、神社によって金額が違うのであらかじめお願いする神社に確認しておきましょう。
お金は白い封筒もしくはのし袋に包むので前日までに用意しておくと安心です。
また、初穂料はすぐに取り出せるように赤ちゃんグッズなどが入ったカバンとは別のカバンに入れておくと管理しやすいです。
お宮参り用の服
赤ちゃんの服
赤ちゃんの服は白羽二重(しろはぶたえ)に祝着を羽織るスタイルが正装になります。
しかし、最近ではベビードレスを着てお参りに行く場合もあるので、着物の管理が難しい場合におすすめです。
着物の場合は男の子であれば出世や大成を表す熨斗目模様(のしめもよう)が一般的です。
虎や龍、兜などの勇壮なデザインが好まれます。
色は黒、濃紺、深緑などの落ち着いた色が一般的ですが、最近では水色や黄緑などの爽やかな色も人気です。
女の子であれば、気品にあふれる友禅模様(ゆうぜんもよう)が一般的です。
花や蝶、鈴など華やかなデザインが好まれます。
色は赤やピンクなど華やかな色が一般的ですが、最近ではパステルカラーなどの可愛らしい色も人気です。
また、季節に合わせて夏場は肌着の生地の材質(メッシュなど)や猛暑日には無理に祝着を着せたりしない、冬には靴下や靴、帽子をかぶせるなどの防寒をするなど対応しましょう。
パパママの服
パパママの服は赤ちゃんを引き立てるように控えめの服装が望ましいです。
ママの場合は和装にするときは訪問着や白無地などの上品で控えめのものが定番です。
洋装にするときはフォーマルワンピやセレモニードレスがおすすめです。
色は黒、濃紺、ベージュなどの落ち着いたものでまとめましょう。
また、ママは産後で体の状態が普段とは違うことがあるので無理をせずに負担の少ない服を選んだり、利便性の高い服を選ぶのがおすすめです。
パパの場合は黒や濃紺、グレーなどのスーツが主流になっています。
中に着るシャツは白が一般的でしたが、最近では薄い青などの色味が入ったシャツを着る方も増えています。
ネクタイも白が一般的でしたが、パステルカラーも人気になっていますので目立ち過ぎない色であれば大丈夫です。
ママや赤ちゃんが和装であっても無理に合わせる必要はありません。
和装で揃えたい場合は一つ紋か三つ紋が入った羽織袴、または着物と羽織がおすすめです。
お宮参りのときにあると便利グッズ
お宮参りに必ず必要というわけではありませんが、あると便利なグッズを紹介します。
寒さ・暑さ対策グッズ
お宮参りをする季節によっては暑さや寒さが気になる場合があるかと思います。
そのために、夏場は日差し避けに日傘や保冷剤、扇子などで熱中症対策を、冬場はおくるみやポンチョなどを祝着の上から着せてあげたりして暖かくしてあげましょう。
おもちゃ
お宮参りは参拝やご祈祷などで時間がかかる場合があるので、赤ちゃんがぐずってしまったときに対応できるように赤ちゃんのおもちゃをもっていくのがおすすめです。
ご祈祷中は音をたてるのは良くないので、ぬいぐるみなど音が鳴らないおもちゃが無難です。
カメラ
家族で記念撮影するようのカメラを用意するお家は多いかと思いますが、バッテリーの管理やSDカードの容量などの確認が抜けてしまことが多いです。
前日までにはバッテリーやSDカードの容量などを確認しておけば安心です。
まとめ
- お宮参りは赤ちゃんの誕生を祝い、土地の氏神様に報告して健やかな成長を祈るものです
- お宮参りは時間がかかることを想定して赤ちゃんグッズの用意とスムーズに事が運べるように初穂料などは取り出しやすい場所にしまうのがおすすめです
- 季節に応じたグッズや赤ちゃんをあやすおもちゃなど必要に応じて用意すると便利です
以上が、お宮参りに必要なものとあると便利なものなどでした。
お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長を祈る儀式で、パパママにとっても大事な思い出の一つになるものです。
忘れ物などであたふたしてしまわなうように事前準備をきっちりしていきましょう。
あなたと赤ちゃんにとって思い出深い日になるようにお祈りしています!