あなたはお子さんに家事の分担をさせていますか?
私は、3人子供いますがみんな小学校に入学してから家事の分担させています。
私は、家事を分担して育った1人だからです。
私も3人姉弟妹で、買い物・掃除・洗濯物をたたんで各自に分けるという分担を父と母がルーレットを作成してそれを回して行っていました。
終わってない分担の人は、終わった人が手伝ったりしていました。
翌日に気づいた人がルーレットを右回りにずらしていました。
作成した時に家族みんなで話し合って右回りにする事に決めていたからです。
そうやって育ってきたのでそれが当たり前だと思っていました。
しかし今、昔と比べると家事を分担するお子さんが減少しているのです。
今回は昔と比べてどのくらい減ったのか、減った理由、そして我が家の事について紹介していこうと思います。
家事を分担する子供が減っている?
今、お子さんが家事を分担する割合が昔と比べて減少しているのです。
これは私にとって衝撃的な事でした。
なぜなら、家事を分担する事が当たり前と思っていたからです。
さて、昔と比べてどのくらい減少しているのと思いますか?
料理は42.3%から35.2%、掃除は39.6%から32.4%です。
そして一番減少しているのは、よく小さい頃に親に頼まれていた買い物で、
何と47.6%から33.5%に減少していたのです。
私たち世代からしたら驚きと衝撃的な結果ですよね。
当たり前のようにしていた事が今は、ほとんどやらないお子さんの方が多いのです。
なぜ家事の分担をほとんどやらないお子さんが多いのでしょうか?
減少している理由とは?
NHK国民生活時間調査によると、10代の男女の平日の在宅時間が男女ともに減少しているのです。
学校の部活動、進学のための塾、アルバイトで忙しくなっており、その忙しくなっているお子さんの状況からお子さんの都合を優先し、家事の分担をさせない家庭が多くなっているのです。
確かに忙しいお子さんの都合を優先する親の気持ちはわかりますが、将来のためにやらせるべきではないかと私は思います。
そして、機械化や便利な製品またはサービスによって親の家事の負担が昔と比べて軽減されている事も理由になっています。
これは確かに昔と比べて便利な製品が次々と出てきていて、親の負担がどんどん減ってきていますよね。
一番減少していた「買い物」は、昔と比べて地域社会の変化、大型店の増加、交通量の増加等によって、一人で行かせる事が不安と感じる親が増えてきているという理由があります。
昔とたいぶ地域社会の環境が変わりましたね。
「〇〇さんちのお子さん」って把握している人はいるけど、昔みたいに声をこまめにかける人は減少していると思います。
そして次々と大型店が開店していて、家族で行って済ませてしまう家庭も多いと思います。
交通量増加と共に交通事故も増加傾向になっています。
我が家の場合
我が家は、冒頭文にも書きましたが、小学校に入学してから家事の分担をさせています。
「まだ早いんじゃない?」とよく周りに言われます。
昔と比べて今は物騒になりましたよね。
買い物は近くまで一緒に行って、そこからお店まで1人で行かせています。
料理は、子供用の包丁を個々に用意して基本から教えています。
主に野菜などを切る担当にしています。
切っている間はこまめに大丈夫か見るようにしています。
掃除はリビングと自分の部屋はもちろん、玄関・玄関周り・トイレをさせています。
お風呂は一番最後に入った人がやるという我が家ではルールになっているので、最後に入った時だけやらせています。
しかし、学年が上がると減少した理由でも書いたように、分担する時間が少なくなります。
「今日部活で遅くなるから交代して。」
「塾があるから交代して。」
と子供同士で交渉しているのをよく見かけます。
子供同士でうまく交渉が出来ない場合は、私や主人が入って両方の話を聞いて決める事もあります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は昔と比べてどのくらい減少したのか、減少した理由、我が家の場合について紹介しました。
こんなに減少しているのには私にとって、とても驚きと衝撃的でした。
理由は納得できますが、将来、一人暮らしや結婚など大丈夫なのか経験者の私からするととても心配になります。
確かに昔と比べて物騒になった今は、1人で買い物へ行かせるというのはお子さんの年齢が低ければ低いほど不安な気持ちになりますよね。
私たちの世代の時みたいに「〇〇ちゃん今日は1人で買い物えらいね。」等と声をかけてくれたり気にかけてくれたりする人が増えて、家族だけではなく地域の人も一緒に子育てをする世の中になったら、きっとこれ以上減少する事はないのではないかなと私は思います。
あなたは家事の分担するお子さんが減少しているという現実を知ってどう思いましたか?どう感じましたか?
私は、これ以上お子さんが家事の分担の減少する事がない事を願っています。