ステンレスはキッチンの流し台など家の中でもあらゆる場所で使用されています。
そのステンレスは時間が経つと、くすんでしまうことがあります。
特にキッチンの流し台は油汚れや水垢、食器がこすれてできた傷などが原因で、くすみができてしまいます。
これらのくすみは、日常的に流し台を使っていくなら仕方ないと諦めてはいませんか?
諦める必要はありません。
ステンレスの流し台は研磨することで、ピカピカにすることができます。
この記事では、ステンレスの流し台を研磨する方法を紹介していきます。
ぜひ家の流し台をピカピカにしてみてください。
ステンレスの流し台を研磨するときに必要な物
ステンレスの流し台を研磨するときに最も必要なものは、いろんな番手の耐水ペーパーです。
流し台に水滴がついている状態で研磨するので、耐水ペーパーをおすすめしますが、サンドペーパーでも問題ありません。
研磨剤の番手は3~5種類を用意するのがよいでしょう。
例えば、300~400番と800番、1200番、2000番の4種類があれば十分です。
研磨以外には、油汚れや水垢を軽く落とす必要があります。
そのため、アルカリ性洗剤とクリームクレンザーを用意します。
また、研磨をした後には、仕上げとして金属用の研磨剤を用意しましょう。
その際、薄手のタオルも用意する必要があります。
研磨するときのポイントとしては、手が荒れないようにゴム手袋を事前に用意しておくことをお勧めします。
ステンレスの流し台を研磨する方法
ステンレスの流し台を研磨する方法を、研磨する前と研磨するとき、最後の仕上げの3つのフェーズから紹介していきます。
順番に沿って、ステンレスの流し台をピカピカにしましょう。
所要時間は流し台の大きさや汚れ具合などによりますが、大体3時間を見積もっておくとよいでしょう。
研磨する前のお掃除方法
研磨をする前に流し台の表面上の汚れを落としていきます。
まず、アルカリ性の洗剤を用いて全体を擦っていきましょう。
特に角や淵の部分に汚れがたまりやすいので、重点的に洗っていきましょう。
それだけで、ある程度の汚れがとれていきます。
次に、クリームクレンザーでできる限り汚れを取り除いていきましょう。
クリームクレンザーは水垢を落とすのに役立ちます。
水垢が残っていると、流し台と水垢の部分に段差ができてしまうので、しっかり落としていきましょう。
流し台を擦るときには、スポンジやタオルではなく、ゴム手袋をつけた手で行うとよいです。
スポンジやタオルで擦るとクレンザーの中の研磨剤がスポンジなどに入り込んで上手く水垢を落とすことができません。
そのため、触っても水垢がわからない程度にまで、ゴム袋をつけた手で擦りましょう。
擦り終わったら、水で十分に洗い流します。
クレンザーの粒子は残りやすいので、気をつけてください。
研磨する方法
耐水ペーパーを用いて研磨していきます。
研磨する方法はひたすら流し台の表面をこすっていくことです。
そのときに注意することは、全体を均等に研磨することと常に水がついている状態で行うことです。
表面を均等に研磨しなければ、表面が凸凹してしまいます。
凸凹を残してしまうと、その部分に汚れが溜まりやすくなるので、気を付けましょう。
また、流し台が水で濡れていれば、細かい金属の粉が発散しないので、研磨しやすくなります。
防水ペーパーの注意点は番手の小さいものから順番に行っていくことです。
番手の小さいものから行うことで、キズの大きさを均等にしていくことができます。
最初から番手の大きいものから行うと、ツルツルになってもピカピカになることはありません。
注意点を守りながら研磨していきましょう。
研磨した後の仕上げ
最後に研磨した後の仕上げを紹介していきます。
金属用の研磨剤を使って、ピカピカにしていきます。
研磨剤をタオルなどで磨いていき、アルカリ性の洗剤でもう1度洗い流せば終わりです。
ステンレスの流し台を研磨するときの注意点
流し台を研磨することでピカピカにできるかどうかは、流し台の状態によります。
もともと流し台に深いキズがあると難しいです。
なぜなら、深いキズがある場合があると、その深さまですべての表面を削る必要があるからです。
仮に流し台を全て同じように削るとステンレスが薄くなってしまうので、お勧めしません。
ステンレスに深い傷がある場合には、この方法でピカピカにするのは難しいです。
そのため、深いキズの場合はキズを目立ちにくいようにするしかできないと考えるとよいです。
どうしても直したい場合は業者の方に頼むのがよいでしょう。
流し台をピカピカにしよう
今回はステンレスの流し台を研磨する方法を紹介してきました。
今回の方法は、業者の方が行うように高度な工具などを使う必要がなく、手作業かつホームセンターなどで手に入れやすいもので研磨することができます。
この方法で深いキズがあっても目立ちにくくしたり、表面をツルツルにしたりすることができます。
定期的なお手入れで綺麗な流し台を保つことができるので、ぜひ試してみてください。