ステンレスの水筒を定期的に掃除していますか?
水筒は分解することができず、底まで洗うことが難しいですよね。
定期的なお掃除で、たまった汚れを取り除くことができます。
今回の記事では、ステンレスの水筒の汚れの原因、掃除に必要なもの、その方法を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
ステンレスの水筒が汚れる原因
ステンレスの水筒が汚れる原因は4つあります。それぞれについて順番に紹介していきます。
飲み物の着色汚れ
水筒の汚れの1つに飲み物の着色汚れがあります。
お茶やコーヒーなど色のある飲み物を水筒に長時間入れていると色素が水筒についてしまいます。
着色汚れのまわりに菌が繁殖してしまうので、注意しましょう。
唾液などからの細菌
直接口をつけて飲むタイプの水筒であれば、そこから唾液や口の中の雑菌が入ってしまいます。
その細菌などがカビの原因になってしまうことがあります。
たまった汚れ
水筒の中に飲料を入れたまま放置したり、洗った後によく乾かさなかったりすると、カビが発生する原因になります。
特に飲料を入れたままにしていると、汚れがたまりやすくなります。
残った飲み物の成分
スポーツ飲料やジュースなど糖分を含む飲料を水筒にいれていると、その成分が残り、細菌が繁殖する原因になります。
定期的に掃除をすることで、みえない汚れを取り除くことができるので、今回の掃除方法を試してみてください。
ステンレスの水筒を掃除する道具
今回の記事では、浸け置きの掃除方法を2つ紹介していきます。
用意する物は、ほとんど同じです。
それぞれの掃除方法では、3つの道具が必要です。
まず1つ目はスポンジです。
スポンジは水筒の奥底まで洗えるように柄が長いものを選ぶとよいです。
百均やドラッグストアで簡単に手に入れることができます。
柄が長いスポンジがない場合は、菜箸などの棒状のものにスポンジを輪ゴム等でくくりつけて使用しましょう。
2つ目は桶やバケツなどの深さのある入れ物です。
水筒を浸け置きして綺麗にするために使用します。
化学物質を入れるので、重曹やクエン酸によって変色しないような入れ物を使用することをお勧めします。
ここからは、それぞれの掃除方法で使う化学物質を紹介していきます。
まず、重曹です。
浸け置きの掃除で使用します。
重曹はドラッグストアやホームセンターなどで手に入れることができ、水筒以外のステンレス製のものを綺麗にすることができるので、便利です。
次に、クエン酸です。
クエン酸も重曹の掃除方法を同じで、浸け置きのために使います。
クエン酸はドラッグストア等で手に入れることができます。
ステンレスの水筒を掃除する方法
2つの掃除方法を順番に説明していきます。
重曹を用いた掃除方法
まず、水筒の隅から隅まで掃除をするために全てのパーツを取り外します。
特に飲み口は細かいパーツにまで分解することができるので、パッキンの取り外しなどできるだけ分けていきましょう。
次に浸け置きをする液体を作ります。
重曹と40~60度のお湯を用意してください。
深さのあるバケツや桶などに重曹50gに対してお湯を500mlくらい入れます。
これで液体の準備は完了です。
その後、水筒の各パーツを重曹の液体の中に入れていきます。
水筒のパーツが全て浸るように注意しましょう。
浸け置きをする時間は30分から2時間くらいです。
水筒の汚れがひどい場合は2時間くらい放置することをお勧めします。
浸け置きが終われば、水筒のパーツを取り除いていきます。
水かお湯で洗い流していきましょう。
その際、まだ取れない汚れがあれば、柄のついたスポンジで綺麗にしていきましょう。
重曹が残ると白い粉になってしまうので、十分にすすぐように注意しましょう。
これで重曹を用いた掃除方法は終わりです。
クエン酸を用いた掃除方法
クエン酸を使うと、水分に含まれる成分であるカルシウムなどによる汚れを落とすことができます。
クエン酸を使う場合、まず最初に重曹のときと同様に水筒の各パーツを外していきます。
そして、深さのある桶やバケツなどにクエン酸が1~2%になるように液体を準備します。
クエン酸はぬるま湯に溶けやすいので、ぬるま湯を用意することをお勧めします。
その後、その液体の中に水筒の各パーツを入れていきます。
このときの浸け置きは約3時間です。
重曹のときより長くなりますが、汚れが少ない場合はこれより短い時間で十分です。
浸け置きが終われば、各パーツを取り出します。
取り出した後は十分に水で洗い流し、乾かすことで終了です。
ステンレスの水筒を綺麗に保とう
今回の記事では、ステンレスの水筒の掃除方法や汚れる原因などについて紹介してきました。
水筒の中身は見えない汚れがいっぱいです。
今回紹介した掃除方法を1週間に1度や1カ月に1度など定期的に行うことで、細菌をなくすことができます。
浸け置きの掃除方法は、時間がかかりますが、手間はかかりません。
定期的なお手入れで、水筒を綺麗に保ちましょう。