ママを苦しめる3歳児神話!本当に子育てに影響はあるのか調べてみた

3歳児神話 影響 子育て

育児をしているとパパママにまとわりついてきて辛いのが「子育て神話」ですよね。

ネットや育児書などには様々な「子育て神話」が書かれていて気にしなくていいと考えつつも、どこかで引っかかってしまうことがあるかと思います。

私は娘を育児し始めてから「3歳児神話」という言葉を知りました。

「3歳児神話」は本当に子供に影響を与えるのかなと気になり調べてまとめてみました!

ここでは3歳児神話とはなにか、影響はあるのかなどを紹介します!

3歳児神話とは?

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3歳児神話とは3歳までは母親が育児に専念しないと子供に悪影響がでるというものです。

なぜ3歳児神話というもの生まれたのか調べてみると、イギリスの精神科医の人が確立した「愛着理論」というものから生まれたそうです。

愛着理論とは子供の心身を健やかに成長させるためには、3歳までに少なくとも一人の養育者との愛着関係が必要であるというものです。

これが日本に広まる際に養育者による母性的養育という部分が母親による養育に変わってしまい、3歳までは母親が育児に専念しなければならないとなってしまったんです。

日本は特に「母性」を強く推した育児書が多く、都合よく改変されてしまったのかなと思います…。

言葉が来たときは、今のように父親が積極的に育児をする時代ではなかったんですね。

本来は養育者は母親だけではなく、父親や祖父母など愛情をもって接してくれる人が必要というものなんです。

ちなみに、スウェーデンでは1歳児神話というものがあります。

こちらは1歳までは親元にいた方が良いというもので、母親がしなければならないということはなく両親平等です。

そのため480日ある育児休暇を貰えて、両親で半分の240日ずつ取得することが努力目標と掲げられています。

日本と大いに違いを感じるのは日本のように役割の押しつけがなくて、女性の立場が守られているからなんですね。

残念ながら、日本はいまだに男性の育児休暇の取得率が低く、女性の負担が大きいです。

3歳未満でママが就労すると影響が出る?

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結論を先に言いますと、影響はありません!

先述の通り、愛着理論から見ると子供に愛情をあげるのは母親1人だけである必要はありません。

3歳まで家庭で母親と過ごした子供と、共働き家庭で保育園で過ごした子供とで、特徴の差は出ませんでした。

確かに3歳は大事な時期ですが、子供との愛着は関わる時間ではなく関りの密度によって形成されます。

また、育児は母親だけがするものではなく両親で協力して愛情を注ぎするものです。

母親が仕事をしながらの育児をするか、育児だけに専念するかという極端なものだけでは愛着の質をはかることはできません。

私の小さい頃は母親は専業主婦で、旦那の母親は兼業主婦でしたが特にお互いに大きな差はありませんし(個人差はもちろんありますが)愛情に差を感じたという話は聞きません。

兼業主婦であった旦那の母親はとっても愛情にあふれた人ですし、働いている間に預かっていた祖父母からも惜しみない愛情を受けて育ったのがわかるほどに旦那自身も愛情にあふれた人です。

子供と一緒に過ごす時間を大切に

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今は時代が変わり男性も積極的に育児に参加することが増えています。

それでも、周りの人から働くことに難色を示されることもあるかと思います。

子供との時間をないがしろにしていると言われてしまうことがあるかと思います。

しかし、その言葉に縛られて自分を殺して「理想の母親」というものになる必要はありません。

働いていても子供と一緒にいる時間には子供と向き合って大事にしていれば子供との愛着形成はきちんとできます。

子供の性格や行動は生まれ持ったもの以外にも外部からの刺激で変わっていくものです。

保育園での過ごし方、お友達から影響やテレビアニメや特撮などからも発達は影響を受けていきます。

必ずしも両親からすべての影響を受ける訳ではありません。

家庭のあり方はそれぞれなので、どんな風にすれば家庭円満なのかは家庭によります。

育児は3歳がすべてではなく長く続くものです。

子育て神話に振り回されずに自分と伴侶、そして子供との時間を大事に過ごすようにしていきましょう。

まとめ

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  • 「3歳児神話」とは愛着形成を歪んだ形で改変して母親に無駄な負担を強いるものです!
  • 子供が幼いうちに母親が働きに出ても影響はありません!
  • 子供との関係で大事なのは時間ではなく密度です!

以上が、3歳児神話とはなにか、影響はあるのかなどでした!

子育て神話は母親のことを苦しめるものが多く、沢山の母親が悩み苦しんでいると思います。

私も娘が生まれたての頃とかはネットの言葉を全部鵜呑みにして悩み苦しんだことがあります。

今は旦那に「悪くとらえやすい情報は見ない」と教えられたのでその通りにして、強制してくるような情報は見ないように心がけています。

どうしても子育て神話に囚われてしまいそうなときは旦那や信頼できる友達に相談するようにしています。

あなたがあなたらしくお子さんを健やかに育てられるように応援してます!

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