子供にスマホを持たせるか悩んでいる人必見!ルール作りのポイントや注意点まとめ

子育て

最近は子供にスマホを持たせる家庭がとても増えてきています。
スマホには便利な機能が多く、いつでも子供と連絡を取ることが出来たり、習い事の送り迎えの時など便利でさまざまなメリットがありますが、子供にスマホを持たせようかを悩んでいる親も多いのではないでしょうか。

この記事では、子供にスマホを持たせる事へのメリットやデメリット、持たせる際のルール作りのポイントについて、詳しく解説します。
子供にスマホを持たせようかどうか悩んだときは、ぜひ参考にしてみて下さい!

子供にスマホを持たせるメリット

子供とすぐに連絡が取れる

何か緊急事態があった時にすぐ連絡がとれるのはとても安心です。
また、子供同士で遊びにいった際も「そろそろ帰ってきて」と連絡する事もできます。
その際に電話に出てくれるだけで安心できます。

子供の居場所がGPSで把握出来る

学校の登下校や習い事で移動しなければいけない時など、とても心配ですよね。
スマホにはGPS機能もついているので、居場所を特定することが出来ます!
子供が学校帰りに寄り道していないかどうかも確認することが出来るので、なかなか帰ってこなくて心配な時でもすぐに居場所を確認することが出来ます。

子供同士でコミュニケーションがとれる

スマホを持っている子供が多くなり、子供同士でスマホで連絡を取り合うのは当たり前になってきいます。
子供同士でLINEなどのメッセージアプリを利用することで気軽にコミュニケーションを取ることができ、輪の中に入ることが出来るので円滑なコミュニケーションを取るのに役立ちます。

子供にスマホを持たせる最大のメリットは「子供の防犯・安全面で安心できる」とういことです。
緊急時でもすぐ連絡が取れたり、GPSで居場所を確認できるといった子供の防犯面で非常に役に立ちます。
さらに子供の目線から見ると、LINEなどを通して友達と気軽にコミュニケーションがとれるのが魅力的ですね。

子供にスマホを持たせるデメリット

スマホ依存症になる恐れがある

スマホを優先してしまい宿題をしなかったり、食事や睡眠が疎かになることによって生活や学力にも影響を与えます。
スマホがないと落ち着かなくなったり、キレたり、気分が落ち込んだりする事もあります。
その結果、勉強に集中できず、勉強が疎かになるといった状態にならないよう注意が必要です!

学力に悪影響

ゲームやSNSに夢中になり、勉強が疎かになってしまう事があります。
また、スマホを持つことでいつでも友達と連絡が取れるようになる為、メッセージが気になって勉強に集中することが出来なくなる場合があります。

SNSいじめやネットトラブルに巻き込まれる可能性がある

子供の間では、SNSやコミュニケーションアプリを使ったいじめが発生しています。
ネットでのいじめは第三者からは分かりづらく、親でもなかなか気づくことが出来ません。
子供にスマホ持たせるなら、友達同士の関係に気を配る必要があります。

 

スマホを与えることで何より気になるのが、「スマホ依存症」や「学力低下」の問題です。
実際に後悔したという声も多く聞きます。
スマホが楽しくてやめられず、学習時間が減って学力低下・・・と、スマホ中毒が悪循環を引き起こすかもしれません。
さらにネットには数々の危険が潜んでおり、トラブルに巻き込まれる恐れがあります。
トラブルに巻き込まれないために、親子の間で「スマホルール」を作り安全に使わせることが重要です。

子供にスマホを持たせて後悔したこと


スマホはすごく便利です。何かあった時の為の連絡手段として必要不可欠な存在です。
子供にスマホを持たすか、持たさないか悩んでいる方は多いと思います。
後悔しないためにも子供にとって何が大切かを慎重に考えてみてはいかがでしょうか?

実際に私が子供にスマホを持たせて後悔したことをご紹介します。
ルール決めの参考になればと思います。。

視力が落ちた

使用時間のルールを決めていなかったばっかりに常にスマホをいじるようになりました。
スマホを持たせてから、テレビを見る位置が近くなりました。

スマホに限った話ではありませんが、長時間の利用は視力が低下する影響がありますし、
近距離で長時間利用するため、斜視の発症や悪化を招く可能性も指摘されています。

外へ遊びに行かなくなった

スマホを持たせてから、外へ遊びに行かなくなり、帰宅後すぐにスマホでゲームをするようになりました。
いわゆる「スマホゲーム依存」というやつです。
スマホアプリでは、様々なゲームが無料で遊べます。スマホ以外でも携帯ゲーム端末はありますが、わざわざ用意しなくてもいいという手軽さからか、ハマってしまうのでしょう。
大人でも、通勤時間にゲームに夢中になっている人を見ますし、主婦が自宅でスマホゲームにハマるというのも良く聞きます。

成績が下がった

いままで勉強をしていた時間がスマホをいじる時間に変わり、学校の成績が下がってしまいました。
多くの時間スマホをいじるとその分勉強の時間が削られます。

勉強するためのアプリもありますが、無くても勉強は出来るし、スマホで勉強をするということはSNSやゲームといった誘惑がすぐ近くにあるという事です。

生活リズムが崩れた

スマホゲームに夢中になり、就寝時間がどんどん遅くなっていきました。当然、朝起きることが出来なくなりました。
睡眠時間が少ないと成長の遅れや注意力・集中力が低下し、イライラや学力の低下の原因につながります。

子供にスマホを持たせる際に必要なルール作りのポイント

使用時間を決める

スマホの使用時間が決まっていないと、ずっとスマホをいじってしまいやらなければいけない事が出来なくなります。
その結果として勉強する時間がなくなったり、夜遅くまでスマホをいじり朝が起きれなくなったなどといった事が起こります。
そのため、勉強する時間帯や就寝前にはスマホを制限している家庭が多いようです。

使用時間を決める際のポイント

使用時間を決める際のポイントとしては、「具体的な時間を決めること」が重要です。
例えば「ゲームは1日30分まで」や「夜7時以降はスマホを使わない」といったように具体的に決めることによってルールを意識させることが出来ます。

他には、「お風呂洗いは10分」「ご飯の準備を手伝ってくれたら5分」というように家事事にスマホを利用できる時間を決め、
該当の家事を手伝ってくれたらその時間分のスマホ利用券を渡し、子供が使いたいときにその券を利用するというお小遣い制的な感じにすると楽しくルール化することが出来て家事も手伝ってくれるので一石二鳥ですね!

スマホを使う場所を決める

子供にスマホをあまり使わせたくないという場合は、自宅でスマホの使える場所を決めておくのも1つの手です。
たとえば、使える場所は家族がいるリビングに限定して、自室などの親の目が届かないところでの使用を制限します!

自宅以外の場所で使い方を誤ると周りの人に迷惑がかかる場合があります。
「電車の中では通話を控える」などといったスマホを使うにあたってのルールを教えることも大切です。
その時、自宅でスマホが使える場所が制限されていると子供が公共の場でのスマホのルールについて理解しやすくなります。

アプリやダウンロードの使用方法

アプリの使用やダウンロードについては、「知らないうちに課金されていた」なんて事が多くあります。
常に子供がスマホで何をやっているか監視することは難しいので、アプリの使用やダウンロードについてもルールを設けましょう。

請求書を見て青ざめることがないように、フィルタリング機能を利用したり、パスワード設定は親が管理したりといった対策をするようにしましょう!
iPhoneの場合はファミリー共有をして子供のスマホを親のスマホで管理出来るようにする方法もあります。

ルールを守らない時は「ペナルティ」というルールを入れるのもあり

スマホを持たせたけど、決めたルールをお子さんが守ってくれないとなるとそれは親として困るし頭を抱えてしまう問題となります。
注意をしてもその時だけで全く反省の色がなかった場合はペナルティを与えるのも1つの方法です!
いきなり「没収」という重いペナルティを与えるとなると子供も反発してしまうので、徐々にペナルティを重くする方法が良いと思います!

ちまみに我が家では下記の方法でやったところとても効果的でした!!

ペナルティその1:まずは使用時間に制限をかける!

スマホのルールを守れなかった時は普段使っている使用時間の半分の時間しか使えないようにします。

ペナルティその2:時間制限でもだめな時は使用時間半分のまま家事などのペナルティを与える!

もちろんきちんと出来ているか確認をします。出来ていなければやり直しです。

ペナルティその3:それでもだめな時は没収する!

没収期間は反省がきちんとこちらからみて分かるようになるまでです。

始めは何度も「没収」までいっていましたが、徐々にペナルティが減っていき、最終的には決めたルールを守るようになりました!

「持たせるんじゃなかった」と後悔しないように、始めのルール作りはとても重要です!
「スマホのルールに限らず何事も約束を守らないといけない」という事も教える事が出来るのでスマホを持たせる際には必ず家族で話し合ってルール決めをして下さいね!

子供にスマホを持たせるときに注意すべきこと

失くしたり、壊したりする

実際に、スマホを持たせてすぐに紛失してしまい、探したけど見つからず回線を止めてそのまま解約したことがありました。
失くしてしまった場合に悪用されないように「パスワードの設定」「顔認証」「指紋認証」は必ずしておきましょう。
もし失くしてしまった場合は最後に訪れた施設やお店に問い合わせしてスマホを落としていないか確認し、それでも見つからなかった場合はスマホ回線のサービス停止の手続きを取りましょう。

また、スマホを落として壊してしまう場合もあります。
ズボンのポケットは落としやすいので避け、カバンの中にしまいましょう。
この時、スマホ専用のポケットを作るとカバンから物を取り出したときに引っかかってスマホを落としてしまうということが防げるのでおすすめです。
さらに、データが消えてもいいように定期的にバックアップをする事をおすすめします。

まとめ

子供にスマホを持たせることによって、いつでも子供と連絡を取ることが出来たり、習い事の送り迎えの時などの場面でとても便利ですが、スマホのルールを決めておかないとスマホに夢中になり、長時間の使用することが習慣化し生活が崩れたり、勉強時間が減り学力が低下する可能性があります。
持たせて後悔しないためにも家族でしっかりとルール決めをし、それを子供に守らせることによって子供自身が、スマホを利用するリスクを理解できるように教えてあげましょう。

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